Staff / Yamaguchi

気密が大事

皆様、おはようございます。
お変わりございませんか?

2015年のスタート、あっと言う間の一ヶ月でした。
一日一日は充実していたと思いますが早すぎます!

元旦、初めて母と妻と三人での正月。
お雑煮を食べて七時の日の出を拝んでから出社。
電話番をしながら部屋の片付け。
雑務に追われてあっという間に5日の仕事始め。
7日に職人さん達と顔合わせ、工程会議。
今年も頑張りましょう!!

『青柳の家』も順調に基礎工事が終わって
今週から建て方、構造工事に入ります。
見学をご希望の方は本社(TEL:027-234-9624)まで
ご連絡下さい。ご案内致します。

巷ではマイスターハウスは高いって思われているようですが
私達の仕事を見て頂き、建物の性能を理解して頂き
10年、20年後の建物の姿をご覧になって頂けば
納得して頂ける自信があります。
そして何よりも、会社が大きくない分、経費がかかりませんので
高いはずがございません。

朗報ですが長年私がファンのイチゴの生産者、松井利彦様、長男貴一様が
先月「県いちご品評会」で最高賞の知事賞をダブルで受賞しました。
また1月28日にはNHKのクローズアップ現代にも出演致しました。
昨年の大雪でハウスが壊れて復興半ばです。
六割の生産の中で頑張った成果ですね!!!
本当におめでとうございます!!!
朝8時には売り切れの看板です。
松井さんの心と技術と奥様の人柄、
一年を通して草取りをしている九十歳のお母様、
昨年から一緒に仕事をしている息子さんと若奥様。
松井さんの「売り切れの看板は辛いよ、皆様に食べて頂きたい」との本音。
松井さんを見習ってマイスターハウスもスタッフ全員で心のこもった
素晴らしい建物、住まいを造ります!
松井さん一家との出会いで多くを学ばせていただいています。
これをマイスターハウスの家造りに活かして頑張ります。

気密性能にこだわる理由。
高断熱、高気密住宅を造り始めて間もなく三十年を迎えようとしています。
当初は断熱材を多く入れれば暖かい住宅が造れると思っていましたが
気密性能が良くなかった(それでもC=5cu/u以下でしたよ)
ザル状態の中での冷暖房・・・。
快適な空間で無いのは今考えれば当たり前の話しですが当初は苦労の連続でした。
例えば群馬では風が無くて太陽が出ている日は気温が低くても
セーターで外に居ても暖かいですが、
風の吹いている日はセーターで外に居る事は絶対に無理です。
でも風を通さないダウンジャケットなら大丈夫です。
気密性能・・C値は最低でも1.0cu/u以下を目指すべきです。
壁を厚くして断熱材を多く入れても少しは良くなりますが
コストに見合った性能アップにはなりません。
現状ではほとんどの会社は気密を高める事をしません。
それは手間がかかると思っているのです。
でも隙間風の入らない家造りは簡単です。
スタッフ全員の心が一つになれば
同じ材料を使ってC=0.5cu/u以下は簡単です。
なぜしないのでしょうか???皆様の判断にお任せします。
断熱性能を高めるには国産のPVC高性能サッシの開発を待たれます。
エクセルシャノンでは空気層を12oから16oにしたガラスを使用したので
枠よりもガラスの性能が良くなりました。
真空ガラスの真空層は0.2oですが高断熱です。
冷蔵庫も真空断熱にする事によって壁厚が薄くなっても高性能になりましたよね。

全て気密性能が大事だと私は思っております。
断熱プラス気密性能を高めないと本当の快適な住まいは造れません。

昨年12月に新しい気密性能測定器を購入しました。
前のものは二十五年程使用していましたが故障により
部品交換が出来なくなったので全自動の装置にしました。
計測結果は『K様邸 C=0.1cu/u』でした。
手動式のものと同じ数値でした。
C=1.0cu/u以下の高気密住宅を造りましょう!

皆様との出会いを楽しみにお待ちしております。

						



2015年 2月1日


マイスターハウス(株)
代表取締役